V-114. 世界の一体化
19世紀半ば以降,ヨーロッパが主導して世界を相互に結びつける「世界の一体化」が進行した。背景には,ヨーロッパにおける資本主義体制の確立にともなう,人・商品・資本・情報の移動があった。[ 1. ]年にはスエズ運河・アメリカ大陸横断鉄道が開通し,アメリカの[ 2. ]が開発した電信機は世界の情報を結ぶ海底通信ケーブルの敷設へとつながり,情報面で世界の一体化が進む「情報革命」を生んだ。19世紀半ばにロンドンに設立された通信社ロイターは,海底通信ケーブル網を軸に20世紀初めまで国際通信の独占的地位を占めた。「情報革命」でイギリスに情報が集中し,ロンドンのシティーは貿易・金融面で世界の中心的地位を占めるようになった。