VII-49. 第二次世界大戦-1941年における新展開(2)-

1937年に始まった [ 1.日中戦争 ] の長期化で国力を消耗していた日本は,南方への進出を図り,フランスがドイツに降伏すると,40年9月に [ 2.フランス領インドシナ ] 北部に進駐した。41年4月に [ 3.日ソ中立条約 ] を結んで北方の安全を確保したのち,7月には[ 2 ]南部にも進駐した。この南進政策はイギリス・アメリカ・オランダの利害と衝突した。41年4月から始まった日米交渉では,日独伊三国同盟や日本軍の中国からの撤兵などが話し合われたが,双方の見解の差は大きく交渉は難航した。日本が行った[ 2 ]南部進駐に対して,アメリカは石油の対日輸出停止などの強硬な対抗措置をとった。その後も日米交渉はまとまらず,1941年12月8日に日本軍がハワイの [ 4.真珠湾 ] を奇襲するとともに,イギリス領マレーに上陸して, [ 5.太平洋戦争 ] が始まった。三国同盟により,ドイツ・イタリアもアメリカに宣戦したので,戦争は日独伊を中心とする [ 6.枢軸国 ] とアメリカを中心とする [ 7.連合国 ] の戦いとなった。
check_icon6(1)太平洋戦争前に対日包囲網を築いたアメリカ・イギリス・中国・オランダを日本では「ABCDライン」と呼んだ。(2)「[ 5 ]」とはアメリカ側の呼称。日本では,日中戦争も合わせて「大東亜戦争」と呼んだ。