VII-9. 1920年代前半におけるヴェルサイユ体制の危機

1920年代前半には国際紛争が多発した。トルコは [ 1.ムスタファ=ケマル ] (ケマル=パシャ,ケマル=アタテュルク)のもと,ギリシア軍を撃退して [ 2.イズミル ] を回復し,オスマン帝国が受け入れた [ 3.セーヴル ] 条約を改めて1923年に連合国と [ 4.ローザンヌ ] 条約を結んだ。ポーランドは20年にソヴィエト=ロシアに侵入し,ウクライナの一部などを獲得した(ソヴィエト=ポーランド戦争,ポーランド=ソヴィエト戦争)。イタリアはユーゴスラヴィアと領有を争っていた [ 5.フィウメ ] を1924年に獲得した。最大の危機は,賠償問題をめぐりおきたフランス・ [ 6.ベルギー ] 両軍による1923年からの [ 7.ルール占領 ] である。[ 7 ]は成立したばかりのヴェルサイユ体制をゆさぶった。