1942年夏までは枢軸国側が優勢を保っていたが,やがて戦局が転換した。東南アジアのほぼ全域を占領し,欧米列強を排除した「」建設をうたっていた日本は,42年6月に海戦で致命的打撃を受け,43年2月にガダルカナル島でアメリカ軍に敗れ,後退するようになった。ソ連領内に侵攻したドイツ軍は,43年2月に(現ヴォルゴグラード)でソ連軍に敗北した。アメリカ・イギリス軍を中心とする連合軍は42年11月に北アフリカに上陸したのち,43年7月に島に上陸した。この情勢下,イタリアで政変が起こり,が失脚し,かわった政府が9月に連合軍に無条件降伏した。