X-9. メソポタミア-鉄器の開発と諸民族の侵入-

前2000年頃に,インド=ヨーロッパ語系の [ 1.ヒッタイト ] 人がオリエントに侵入し,前17世紀半ば頃にアナトリア(小アジア)に強力な国家を建設した。[ 1 ]は製鉄技術を独占し,鉄製の武器を用い,セム語系の [ 2.アムル ] 人の国である [ 3.古バビロニア王国(バビロン第1王朝) ] を前16世紀初めに滅ぼした。また,民族系統不明の [ 4.カッシート ] 人がザクロス山脈方面からメソポタミア南部に侵入し,[ 3 ]滅亡後に南メソポタミアを支配した。さらに前15世紀にはメソポタミア北部におこった [ 5.ミタンニ ] 王国が勢力を誇った。前15~前13世紀には,小アジアからメソポタミアの方面にかけて[ 1 ]・[ 5 ]・[ 3 ]が勢力を競い,さらにエジプト [ 6.新王国 ] がシリアをめぐり[ 1 ]と争った。