XI-10. 南インドの王朝

1世紀頃,モンスーン(季節風)を利用してアラビア海を横断する航海法が開発され,海の東西交渉がさかんとなった。特に,ローマとの貿易は重要で,ギリシア人航海者が著した『 [ 1.エリュトゥラー海案内記 ] 』によると, [ 2.胡椒 ] ・絹がローマに輸出され,ローマからは [ 3.金貨 ] やガラス器などがもたらされた。こうした海の道を通じた交易の発展に応じて,南インドの諸王朝が建設された。前1世紀頃, [ 4.デカン ] 高原に成立した [ 5.ドラヴィダ ] 系アーンドラ族の [ 6.サータヴァーハナ朝(アーンドラ王国) ] (前1世紀~後3世紀)は海上交易で栄えた。さらに,南インドに成立した[ 5 ]系 [ 7.タミル ] 人の [ 8.チョーラ ] 朝(前3~後13世紀)も海上交易で栄え,最盛期の10~11世紀にはスマトラ島の [ 9.シュリーヴィジャヤ ] まで遠征した。南インドの最南端にあったドラヴィダ系のパーンディヤ朝(前3世紀頃~後14世紀)は,独自のタミル文化を発達させ,ローマとの交易でも知られる。