II-3. ローマのイタリア半島支配

ローマは中小農民の平民で構成される [ 1.重装歩兵 ] を軍隊の主力として,周辺の都市国家を征服し,前272年には南イタリアにあったギリシア植民市の最後の拠点タレントゥムを陥落させてイタリア半島のすべてを支配した。ローマは支配した諸都市を,ローマ市民権を与える植民市,市民権の一部を与える自治市,市民権を与えない [ 2.同盟市 ] などに分けた。それらに対して,それぞれ異なる権利と義務を与えて統治し,被支配者が団結してローマに反抗することを防止した,この統治形態を [ 3.分割統治 ] という。