V-66. ウィーン体制への反抗(1)

 フランス革命とナポレオンの大陸支配のもとで各地に広まった [ 1.自由主義 ] [ 2.ナショナリズム ] は,各地でウィーン体制に対する反抗運動を引き起こした。[ 1 ]運動は個人の自由を尊重し,国民主権や私的所有権の確立・経済活動の自由などを求める運動で,資本主義の発達で台頭してきた [ 3.産業資本家 ] が運動の中心となった。[ 2 ]は状況に応じて異なる訳語が当てられる。 [ 4.国民主義 ] と訳す場合,一体性を持った「国民」から形成される [ 5.国民国家 ] を目指す運動としてとらえられ,統一国家の形成をめざすドイツ・イタリアの運動に用いられる。 [ 6.民族主義 ] と訳す場合,他国・他民族に支配されている民族が自立・独立を求める運動ととらえられ,オーストリアの支配下に置かれていた [ 7.マジャール ] (ハンガリー)人などの運動に用いられる。