V-64. 神聖同盟

 ウィーン体制を維持しようと,ロシア皇帝 [ 1.アレクサンドル1世 ] の提唱でできたのが [ 2.神聖同盟 ] である。この同盟は,キリスト教精神に基づいて諸君主が兄弟のように協力しようというもので多くの君主が参加したが,自由主義的風潮が強くなってきた [ 3.イギリス ] は曖昧な内容を警戒して参加しなかった。また,新教国との同盟を嫌った [ 4.ローマ教皇 ] ,そしてイスラームの [ 5.オスマン帝国 ] は参加しなかった。この同盟は,オーストリア外相(のち宰相) [ 6.メッテルニヒ ] が主導するウィーン体制を支えたが,ラテンアメリカの独立が成功したように限界があった。