大西洋三角貿易でもたらされた綿花を原料として,綿工業が発達した。が毛織物工業用に発明した飛び杼(梭)が綿工業に転用されると,紡績工程と織布工程での発明があいついだ。まず紡績工程において,のジェニー(多軸)紡績機,の水力紡績機,のミュール紡績機が発明され,綿糸が大量に生産された。それを受けて,織布工程においてが蒸気機関を利用したを発明した。初めカリブ海からもたらされた綿花は,アメリカのが綿繰り機を発明したのち,アメリカ合衆国の南部から大量に供給されるようになった。
ラテン語で水は「アクア」というので「アクアの水力」。クロンプトン,ハーグリーヴズの方は人名と発明品の最初の一文字を取って,「組の恥」と覚えよう。