カールは北イタリアにあった王国を滅ぼし,さらにゲルマン人の一派であるザクセン人を服従させた。また,東では遊牧民の人,南ではイベリア半島の朝を攻撃して後退させ,西ヨーロッパの統一に成功した。彼は,地方の有力者をに任命し,を派遣して監督させて集権的に支配した。ここにおいてローマ教会は,カールをビザンツ帝国に匹敵する政治的保護者とみなし,ローマ皇帝の冠を年に与えた。カールの戴冠によって,西ヨーロッパ世界が誕生し,キリスト教世界は教皇を首長とするローマ=カトリック教会と,ビザンツ皇帝を首長とするギリシア正教会とに分裂していくこととなった。