11世紀ころに農業生産力が増大し,封建社会は300年ほど続く安定と成長の時代に入った。それをもたらした技術的革新には,水車の改良,鉄製農具の普及,牛や馬に引かせる,そして耕地を春耕地・秋耕地・休耕地に3分して3年周期で利用するがあった。耕地は細長い地条にわかれており,農民に貸与される保有地は,各耕地に分散してあった。だが,耕地を保有者ごとに垣などで仕切ると共同作業が行いにくいので,耕地の仕切りはなかった。これをという。耕地を牛馬に引かせて[ 1 ]で耕す農作業は共同で行われ,農民の結びつきを強めた。
封建社会が安定してくると,民衆の聖地巡礼熱が高まった。イェルサレム,ローマ,それとイベリア半島西北部のが三大巡礼地として人気があった。