IX-17. 秦の統治

秦の [ 1.始皇帝 ] は都の [ 2.咸陽 ] (現在の西安付近)から全土を直接統治する中央集権体制を築こうとした。中央から官僚を派遣して統治させる [ 3.郡県制 ] を全土に施行し,度量衡・文字の統一を図るとともに,銅銭である [ 4.半両銭 ] を鋳造して貨幣も統一した。また,医薬・占い・農業関係以外の書物をすべて焼く [ 5.焚書 ] や,数百人の儒者を穴埋めにして殺す [ 6.坑儒 ] による思想統制を行った。北方からの騎馬遊牧民 [ 7.匈奴 ] の侵入に対抗して戦国諸国が築いていた [ 8.長城(万里の長城) ] を修築し,南方では華南を征服して [ 9.南海郡 ] など3郡を置いた。
check_icon6秦の時代には紙はまだないので,焚書で焼かれた「書物」とは細長い木片や竹片の [ 10.木簡 ] [ 11.竹簡 ] であることに注意。