IX-115. 清代における税制の変化

税制は,明からの [ 1.一条鞭法 ] を受け継いでいたが,第4代 [ 2.康煕帝 ] の時代の18世紀初頭に, [ 3.丁税 ] (人頭税)を [ 4.地銀 ] (土地税)に繰り入れる [ 5.地丁銀 ] が採用され,制度が簡略化された。[ 5 ]によって人頭税が消滅すると,税を逃れるために隠れていた人口も表に出た。このことと,17世紀中頃からアメリカ大陸原産の [ 6.トウモロコシ ] やサツマイモが荒れ地・山地で栽培されるようになると,明末清初に1億人程度だった中国の人口は18世紀に急増し,18世紀末には3億人を超えた。農民や地主による抵抗運動も見られた。小作料をめぐる [ 7.佃戸 ] の地主に対する [ 8.抗租運動 ] が明末清初以来頻発した。また,土地所有者(地主)が納税を拒否する抗糧も行われ,これは19世紀に多発し,清朝の財政を脅かした。