ローマは中小農民の平民で構成されるを軍隊の主力として,周辺の都市国家を征服し,前272年には南イタリアにあったギリシア植民市の最後の拠点タレントゥムを陥落させてイタリア半島のすべてを支配した。ローマは支配した諸都市を,ローマ市民権を与える植民市,市民権の一部を与える自治市,市民権を与えないなどに分けた。それらに対して,それぞれ異なる権利と義務を与えて統治し,被支配者が団結してローマに反抗することを防止した,この統治形態をという。
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II-4. ローマの地中海進出
全イタリア半島を支配したローマは西地中海の覇権をめぐり,セム系の人がアフリカ北岸に建てた植民市と衝突した。3回にわたる戦争(前264~前146)でローマは[ 2 ]を滅ぼした。[ 2 ]を滅ぼした前146年にローマは貿易上のライバルであったギリシアのコリントスを滅ぼし,地中海の大部分を支配した。その後,前30年に朝エジプトを滅ぼして,ローマは地中海世界を統一した。
II-5. ポエニ戦争
ポエニ戦争(前264-前146)は,人植民市とローマとの西地中海の覇権をめぐる戦争。第1回では島をローマが獲得し,最初の(イタリア半島以外のローマの征服地)とした。第2回ではアルプスを越えて北イタリアに侵入してきたにの戦い(前216年)でローマ軍は大敗したが,がの戦い(前202年)で[ 5 ]を破った。前146年にローマは[ 2 ]を滅ぼして,ポエニ戦争はおわった。
ザマの戦いが戦われた前202年の中国では,劉邦が項羽を破って漢王朝を建てた。