カテゴリー別アーカイブ: 先史時代

0-4 使用する道具にもとづく時代区分

[ 1.打製 ] 石器や骨角器を用いて,狩猟・採集をしながら移動生活をしていた,約240万年前から約1万年前までを [ 2.旧石器 ] 時代という。砂などで表面を磨いた [ 3.磨製 ] 石器を用いた時代を [ 4.新石器 ] 時代というが,この時代に農耕が開始され,定住生活を行うようになり, [ 5.土器 ] の製作と使用も普及した。素焼きの土器に赤・黒・白などの顔料で文様をつけた [ 6.彩文土器 ] は世界各地に広まった。
check_icon6[ 2 ]時代から[ 4 ]時代の過渡期で,小型の剥片石器である細石器を用いた時代を中石器時代という。

0-5 農耕・牧畜の開始

氷期と間氷期を繰り返した更新世(洪積世)が約1万年前に終わって完新世(沖積世)に入ると,気候が温暖となり,現在とかわらない気候となった。この変化のもと,それまでの [ 1.狩猟 ] ・採集・漁労を行う [ 2.獲得 ] 経済から, [ 3.農耕 ] ・牧畜による [ 4.生産 ] 経済へと人類の歴史は新たな展開をみせた。最初にこの展開がおこったのは約9000年前の西アジアで,麦を栽培し,ヤギ・羊・牛などを飼育し始めた。現在のイラク北部にあるジャルモ遺跡は,天水(雨水)に頼る初期農耕遺跡である。

0-6 国家の誕生と文字の発明

初期の農耕は天水(雨水)に頼っていたが,前5000年ごろにティグリス川と [ 1.ユーフラテス ] 川にはさまれた地域の [ 2.メソポタミア ] (現在のイラクにあたる)で人為的に水を供給する [ 3.灌漑 ] 農業が行われるようになると,農業生産力が増大し,さらに多くの人口を養うことが可能となった。その結果,さまざまな職業が生まれて分業が始まった。さらに戦争の指導者や神官が出現すると,政治的な支配・従属関係が形成され,国家が誕生した。人口が増大して社会が複雑化すると,国家制度が整えられて神殿を中心とする都市国家が成立した。この時期に銅とすずの合金から作られる [ 4.青銅器 ] が使用されるようになり,金属器時代に入った。また,政治や商業の記録を残すために [ 5.文字 ] が発明された。[ 5 ]が発明される以前の時代を [ 6.先史 ] 時代,[ 5 ]発明以後を [ 7.歴史 ] 時代という。