カテゴリー別アーカイブ: 第二次世界大戦後のアメリカとラテンアメリカ

VIII-23. 第二次大戦後のアメリカ大統領(1)

1953年に大統領に就任した共和党の [ 1.アイゼンハウアー(アイゼンハワー) ] は「巻き返し政策」という対ソ強行路線を基本としつつ, [ 2.朝鮮戦争 ] の休戦や [ 3.ジュネーヴ ] 4巨頭会談の参加など,緊張緩和も図った。61年に就任した民主党の [ 4.ケネディ ] 大統領は [ 5.ニューフロンティア ] 政策を掲げて国内改革を進めようとした。62年の [ 6.キューバ危機 ] ではソ連のミサイルを撤去させることに成功したが,63年に暗殺された。副大統領から昇格した [ 7.ジョンソン ] 大統領は,貧困の解消などをめざす「 [ 8.偉大な社会 ] 」計画を提唱した。黒人指導者 [ 9.キング牧師 ] らによる黒人差別撤廃運動( [ 10.公民権運動 ] )の拡大もあり,[ 7 ]大統領は選挙や公共施設における人種差別を禁止する [ 11.公民権法 ] を64年に成立させた。しかし,65年からの [ 12.ベトナム ] への本格的軍事介入に対して国内で[ 12 ]反戦運動が爆発的に広まり,[ 7 ]大統領は再選を断念した。
check_icon6[ 4 ]大統領は,アイルランド系であり,史上初のカトリック教徒の大統領である。

VIII-24. 第二次大戦後のアメリカ大統領(2)

ベトナム戦争の戦費や社会保障費の増大によってドルの信用が低下したため,1969年に就任した [ 1.共和党 ] [ 2.ニクソン ] 大統領は,71年にドルと金との交換を停止した( [ 3.ドル=ショック ] )。[ 2 ]大統領は国際関係を整えつつ(参照VIII-19),73年に [ 4.ベトナム(パリ)和平協定 ] を結び,ベトナムから米軍を撤退させた。しかし,72年の大統領選挙時における民主党に対する盗聴事件( [ 5.ウォーターゲート ] 事件)に関与していたことが発覚して,74年に辞任した。77年に就任した [ 6.民主党 ] [ 7.カーター ] 大統領は,「人権外交」を唱えて,99年にパナマ運河を返還する新条約に調印し,79年に正式に中国と国交を正常化させた。しかし,79年におきた [ 8.イラン ] 革命やソ連の [ 9.アフガニスタン ] 侵攻への対応が弱腰外交との攻撃を受け,再選されなかった。

VIII-25. 第二次大戦後のアメリカ大統領(3)

1981年に就任した [ 1.共和党 ] [ 2.レーガン ] 大統領は,「 [ 3.強いアメリカ ] 」を掲げ,ソ連に対抗する軍備拡張を進めて「新冷戦」を戦った。経済政策の面では,政府の経済への介入を少なくして市場の自由競争によって経済を発展させようとする [ 4.新自由主義 ] の立場に立った。しかし,財政赤字と貿易赤字の「双子の赤字」が深刻化し,85年には各国の協調介入によるドル高是正が合意された(プラザ合意)。
check_icon6国家が経済に介入して福祉などの国民生活に関わる「大きな政府」に対し,[ 4 ]は政府の役割を制限する「小さな政府」の立場に立つ。アメリカの[ 2 ]大統領やイギリスの [ 5.サッチャー ] 首相が推進した。

VIII-26. 第二次大戦後のアメリカ大統領(4)

1989年に就任した [ 1.共和党 ] [ 2.ブッシュ(父) ] 大統領は,ソ連の [ 3.ゴルバチョフ ] 書記長と89年に首脳会談を開き,冷戦の終結を宣言した( [ 4.マルタ ] 会談)。また,イラクによる [ 5.クウェート ] 侵攻を背景に起きた91年の [ 6.湾岸戦争 ] でも成功を収めるなど外交面では手腕を発揮した。しかし,経済の停滞が続き,2期目の選挙で [ 7.民主党 ] [ 8.クリントン ] に敗れた。[ 8 ]大統領は,1993年にPLOの [ 9.アラファト ] 議長とイスラエルの [ 10.ラビン ] 首相を仲介し, [ 11.パレスチナ暫定自治協定 ] (オスロ合意)を成立させた。また,[ 8 ]大統領のもと94年に,アメリカ・カナダ・メキシコ間で結ばれた,自由貿易をめざす [ 12.北米自由貿易協定 ] (NAFTA)が発効した。

VIII-27. 第二次大戦後のアメリカ大統領(5)

2001年に就任した [ 1.共和党 ] [ 2.ブッシュ(子) ] 大統領は,2001年に [ 3.アル=カーイダ ] による同時多発テロ事件がおこると,[ 3 ]をかくまっていた [ 4.ターリバーン ] 政権を倒すために [ 5.アフガニスタン ] を攻撃した。さらに,2003年,イラクの [ 6.サダム=フセイン ] 政権が大量破壊兵器を保持し,国際テロ組織と結びついているとして,イギリスとともにイラクを攻撃して,[ 6 ]政権を倒した。2009年, [ 7.民主党 ] 出身で,アメリカ史上初のアフリカ系の [ 8.オバマ ] 大統領が就任した。

VIII-28. 第二次大戦後のラテンアメリカ(1)

ラテンアメリカ諸国は,第二次大戦後も,アメリカの政治的・経済的支配下に置かれ,貧富の差が大きかったため社会変革を求める労働者らの声が高まった。1930年に大統領に就任して独裁体制を敷いたブラジルのヴァルガスは45年にクーデタで失脚したが,51年に大統領に返り咲き,労働者の支持を受けつつ石油公社の創設など民族主義的政策を行った。46年に大統領に選出されたアルゼンチンの [ 1.ペロン ] は独裁政治を行い,反米的政策をとり,工業・銀行・鉄道の国有化を図った。51年に誕生した [ 2.グアテマラ ] 左翼政権は土地改革を行ったが,54年にアメリカに支援された軍部クーデタで倒された。チリでは,70年に [ 3.アジェンデ ] が大統領となり,世界で初めて民主的選挙によって社会主義政権を建てた。しかし,73年にアメリカの支援を受けた軍部クーデタにより[ 3 ]政権は倒され,ピノチェトが大統領となった。

VIII-29. 第二次大戦後のラテンアメリカ(2)

 キューバでは, [ 1.バティスタ ] による親米的な独裁政権が続いていたが,1959年に [ 2.カストロ ] が指導する革命がおき,[ 1 ]政権は倒された。[ 2 ]政権は当初,社会主義路線はとっていなかった。しかし,小作人に土地を分配する土地改革を実施し,アメリカ系企業を国有化すると,61年にアメリカは国交を断絶して,亡命キューバ人を支援して政権の転覆をはかった。これに対し,[ 2 ]政権は社会主義宣言を発表してソ連寄りの姿勢を強めた。62年に,ソ連がキューバにミサイル基地を建設すると,アメリカは撤去を求めて海上封鎖して緊張が高まった(キューバ危機)。最終的にソ連が譲歩して,核戦争の危機は回避された。
check_icon62015年にアメリカの [ 3.オバマ ] 政権はキューバとの国交を回復した。