1979年,ソ連がに軍事侵攻すると,70年代の緊張緩和()が終わり,「新冷戦(第2次冷戦)」といわれる東西対立が激化した。「強いアメリカ」を唱えたアメリカの大統領は宇宙空間における戦略防衛構想(SDI)などの軍備拡張を推進した。軍備拡張は米ソ両国の財政や経済に深刻な影響を及ぼした。アメリカでは財政赤字と貿易赤字の「双子の赤字」が深刻化し,アメリカが世界最大の債務国となると,1985年ので日・米・英・仏・西独がドル高是正の協調介入を行うことが容認された。一方,社会主義体制がいきづまっていたソ連にはさらなる大きな負担を強いた。85年に書記長に就任したは,情報公開()による言論の自由化,改革()を提唱し,さらに「」と呼ばれる協調外交で冷戦の終結を図った。87年にで核軍縮が行われ,米ソ間の緊張緩和が進んだ。89年にソ連軍が[ 1 ]から撤退し,同年アメリカ大統領と[ 5 ]が地中海の島で会談し,冷戦の終結を宣言した。
ソ連の[ 1 ]侵攻の背景は,安全保障上の問題のほかに,79年に起きた革命によって盛り上がってきたイスラーム復興運動がソ連国内に飛び火することを恐れたことがある。