第一次世界大戦における総力戦に協力した女性が参政権を強く求めるようになった結果,イギリスでは,1918年の選挙法改正で初めて女性参政権が認められた。しかし,この選挙法改正は,男性21歳以上,女性30歳以上と不平等なものであった。28年の選挙法改正で,21歳以上の男女に改められ,男女平等の普通選挙が確立した。[ 1 ]選挙法改正はの躍進をもたらし,23年の選挙で保守党に次ぐ第二党となり,翌24年にの協力を得て,第1次内閣が成立した。初めての[ 3 ]内閣はソ連を承認したが,選挙に敗れて1年もたず短命に終わった。1929年の選挙で労働党は第一党となり,第2次[ 5 ]内閣が誕生した。イギリスの政治状況は,自由党が衰退していくなか,保守党と労働党の二大政党時代へと変化していった。
[ 1 ]選挙法改正は,挙国一致内閣のもとで行われた。