IX-3. 中国古代文明

黄河流域でおこった最古の新石器文化は,黄河中流域に前5000~前4000年頃におこった [ 1.仰韶(ぎょうしょう) ] 文化である。この農耕文化は,素焼きの地に赤や黒などの顔料で文様をつけた [ 2.彩文土器 ] (彩陶)を用い,豚・犬・鶏などの小型の家畜を飼育した。前2000年代には黄河下流域を中心に, [ 3.竜山 ] 文化がおこった。この文化は,薄手の黒色磨研土器である [ 4.黒陶 ] を用い,牛・馬などの大型家畜も飼育し始めた。一方,[ 1 ]文化と同じ頃の長江流域でも新石器文化が栄え,浙江省の [ 5.河姆渡(かぼと) ] 遺跡などが有名である。
check_icon6黄河中・下流域の黄土地帯では,降雨量が少なく稲は栽培されていない。[ 1 ]文化と[ 3 ]文化の黄河文明は畑作文化,一方[ 5 ]の長江文明は稲作文化である。