IV-93. 17~18世紀の文化:政治思想(1)

フランス教会の教皇権からの独立(ガリカニスム)を主張した,フランスの [ 1.ボシュエ ] は絶対王政を正当化するイデオロギーである [ 2.王権神授説 ] を唱えた。これに対して,人類に普遍的に通用する法という考えにもとづく [ 3.自然法 ] 思想が生まれ,国家の起源を自由・平等な個人間の契約に求める [ 4.社会契約説 ] と結びついて,絶対王政に対抗する武器となった。オランダの法学者 [ 5.グロティウス ] は,ドイツの三十年戦争の惨禍を見て,『 [ 6.戦争と平和の法 ] 』を著して「 [ 7.国際法 ] の祖」「近代[ 3 ]の父」と呼ばれる。また,[ 5 ]は中継貿易を行っていたオランダの利害を擁護する『 [ 8.海洋自由論 ] 』を著して,貿易・公海の自由を主張した。