大航海時代の結果,切り開かれた広大な海外市場は資本主義経済の発達を促し,西欧諸国では商工業が活発となった。一方,川以東の東ヨーロッパ地域では,農民に労働を課す大農場経営であるが広まり,西欧諸国に輸出する穀物を生産した。工業製品を輸出する西ヨーロッパ,そこに銀をもたらすラテンアメリカ,穀物を供給する東ヨーロッパは相互依存的な国際分業体制をつくりあげたが,これを「近代世界システム」と呼ぶ。富は「中核」である西ヨーロッパに集まり,原材料や食料をそこに供給する東ヨーロッパやラテンアメリカなどの「周辺」は貧しさからなかなか抜け出せなかった。
[ 3 ]が拡大する東ヨーロッパで広まった農民支配強化の状況をという。