XI-5. 宗教の新たな展開

前5世紀頃に,シャカ族の王子 [ 1.ガウタマ=シッダールタ ] (尊称はブッダ)は,形式化した [ 2.バラモン ] 教の儀礼や教義を批判して,仏教をおこした。それは,徹底した無常観に立ち,八正道の実践による [ 3.解脱(げだつ) ] を説くものであった。クシャトリヤ出身の [ 4.ヴァルダマーナ ] (尊称はマハーヴィーラ)がおこした [ 5.ジャイナ ] 教は,禁欲・苦行と極端な不殺生主義を強調するもので,特に商人に受け入れられた。仏教と[ 5 ]教は[ 2 ]の権威を否定し,カースト制を否定するものであった。こうした動きに対して,[ 2 ]教の中からもそれまでの祭式至上主義を見直す動きが出て,哲学書『 [ 6.ウパニシャッド ] 』(奥義書)が編纂され,宇宙の根本原理(ブラーフマナ)と個人の我(アートマン)を合一することによる輪廻転生からの[ 3 ]を説いた。
check_icon6ゾロアスター教の暗黒の神・悪の神は [ 7.アーリマン ] ,『[ 6 ]』の我はアートマン。ペルシア人とアーリヤ人はどちらもインド=ヨーロッパ語族で,似ているので注意!!