インドと中央アジアを結ぶ交通の要衝である峠を越えて,前1500年頃からインド=ヨーロッパ語系の牧畜民である人が西北インドの地方に侵入するようになり,農耕に従事する先住民を征服した。前1000年頃に[ 2 ]人はより肥沃な川流域に移動し,牧畜社会から定住農耕社会へ移行した。青銅器に代わり鉄器を用い,広大な稲作地帯を形成した。この結果,王侯・武士や司祭といった生産にたずさわらない階層が生まれ,王が人々を支配するようになった。[ 2 ]人は,雷などの自然神を崇拝し,神々をたたえる賛歌集であるインド最古の聖典『』をはじめ,4つのを生み出し,バラモン教の聖典となった。前1500年から前600年頃までは,[ 6 ]時代と呼ばれる。