IX-123. トルキスタン

トルキスタンは,パミール高原を境に東西に広がる地域。トルキスタンとはペルシア語で「トルコ人の土地」という意味であるが,9世紀半ばにトルコ系の騎馬遊牧民 [ 1.ウイグル ] がやってきたときからトルコ化が始まり,10世紀半ばにトルコ系イスラーム王朝 [ 2.カラハン ] 朝が成立したのちにイスラーム化した。現在の中央アジア5か国とアフガニスタン北部にあたるパミール高原以西が西トルキスタンであるが,古くはイラン系の [ 3.ソグド ] 人が住んでいた [ 4.ソグディアナ ] にあたる。現在の中国の新疆ウイグル自治区にあたるパミール高原以東が東トルキスタンで,清の第6代皇帝 [ 5.乾隆帝 ] が征服し, [ 6.藩部 ] に加えた地域である。