初期の農耕は天水(雨水)に頼っていたが,前5000年ごろにティグリス川と川にはさまれた地域の(現在のイラクにあたる)で人為的に水を供給する農業が行われるようになると,農業生産力が増大し,さらに多くの人口を養うことが可能となった。その結果,さまざまな職業が生まれて分業が始まった。さらに戦争の指導者や神官が出現すると,政治的な支配・従属関係が形成され,国家が誕生した。人口が増大して社会が複雑化すると,国家制度が整えられて神殿を中心とする都市国家が成立した。この時期に銅とすずの合金から作られるが使用されるようになり,金属器時代に入った。また,政治や商業の記録を残すためにが発明された。[ 5 ]が発明される以前の時代を時代,[ 5 ]発明以後を時代という。