IX-107. 明代の文化-庶民文化・美術-

明中期以降の産業・商業の発展により,長江下流域の江南の都市を中心に庶民の生活が豊かになり,小説や講談・劇などが流行した。小説では,三国時代を題材にとった『 [ 1.三国志演義 ] 』,北宋末の義賊の武勇伝を描く『 [ 2.水滸伝(すいこでん) ] 』,玄奘のインド旅行を題材とした『 [ 3.西遊記 ] 』,豪商の退廃した生活を描く『 [ 4.金瓶梅 ] 』の四大奇書といわれる小説が流行した。また,美術・工芸では,明末の [ 5.董其昌(とうきしょう) ] は明を代表する画家・書家であるが,政治家としても名高い。