XI-12. グプタ朝時代の宗教・文化

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グプタ朝の時代に,従来のヴェーダの宗教に民間信仰を取り入れて徐々に形成されてきた教の基礎が確立した。[ 1 ]教は,破壊と創造の神である神と世界維持の神である神を最高神とする多神教である。[ 1 ]教は,開祖や特定の教義や聖典はなく,日常生活や思考の全体に関わる宗教である。グプタ朝の時代に,四つのが守るべき宗教的・社会的規範を定めた『』が編纂された。また,戦争叙事詩である『』とラーマ王子の物語『』という語の二大叙事詩が現在の形にまとめられた。グプタ朝時代には仏教もさかえ,僧院が建設され,仏教教学の中心となった。美術では,クシャーナ朝期の様式の影響から脱し,的な表情を持つ様式が成立し,マトゥラーの仏像や石窟寺院の壁画などにその様式が見られる。天文学・数学・医学なども発展し,十進法やが生みだされ,のちにイスラーム世界に伝えられ,自然科学を発展させる基礎となった。