IX-86. 元の中国支配
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元は,宋・金以来の官僚制や地方行政単位を引き継いだが,実質的な政策決定は,中央政府の要職を占めるモンゴル人によって行われた。少数のモンゴル人が多数の漢人などを支配する征服王朝である元は,協力する異民族を必要とした。これが[ 1. ]と総称されるウイグル人やイラン人などの中央アジア・西アジア出身者であり,彼らは財政面で重要な役割を果たした。かつて金の支配下にあった華北の漢人や契丹人・女真人などは[ 2. ],南宋の支配下にあった人々は[ 3. ]と呼ばれた。元は儒教を重視せず,1313年まで科挙は行わなかった上,復活後も[ 2 ]・[ 3 ]には不利であったため,[ 3 ]に多い儒学の教養を身につけた[ 4. ]のなかには不満を持つものもいた。
[ 1 ]とは,「様々な種類の人」という意味。