VIII-50. 現代文明-科学技術の変貌(2)-

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20世紀には,医学や生物学の分野においても発見や発明が急速に進んだ。1929年にイギリスのフレミングが青かびからを分離し,抗生物質の製造が可能となり,感染症の治療などに多くの効果を発揮した。50年代からはDNAの研究が進み,分子生物学が発展した結果,によって遺伝子を操作する技術も誕生した。90年代に遺伝子配列の解読をめざすヒトゲノム計画が始まり,2003年には解読が完了した。90年代には,同一の遺伝子を持つ生命の誕生を可能にするにより,羊のドリーが生まれた。これらの発明は様々な恩恵を与える可能性がある反面,危険性も指摘されており,生命倫理上の論争が続いている。